ぽよママ生活記。恐れながら申し上げます。

ワーママ、アラサー女性向けの育児、仕事の雑記ブログ。看護の事も書きます。

採血、ルート確保のコツ ☆看護師

十数年目看護師の私。

病棟と透析室で鍛えらた、採血やルート確保、

透析室での穿刺について書いていきたいと思います。

 

 

 

 採血ってどんな感じ?

新人の頃、よく慣れやセンスなどと先輩に言われてきましたが、実際のコツなどを教えてくれた人は少なかったと思います。

 

初めて採血をした時のことは、今もはっきり覚えています。

手はブルブル震えて、心臓は破裂しそうなほど緊張していました。

 

採血やルート確保は新人ナースにとって、かなりのストレスです。

私は、先輩や先生を上手く捕まえて頼む事も下手で(新人からするとみんな怖いです。)、持続点滴の輸液を全て落とす事ができず、怖い主任からカミナリを落とされた事もあります。

 

看護師も医師もめちゃくちゃ忙しい病棟内では、仕事を頼むのもまた難しいのです。

 

そこで、私は決意しました。

私、採血、ルート確保、絶対上手くなる!!

 

そうしないと、仕事で不利。

 とにかく練習!

それからどうしたか。

先輩や先生の手技を注意深く見て、手の置き方、血管の探し方、駆血帯の巻き方、穿刺の角度とその時の血管の見え方、何をどうしているか、しっかり見て次やる時に活かしていきました。

 

それからとても重要な事。

手技的な事より何より、こちらのメンタル。心持ちが大切だと思っています。

 

こちらに苦手意識や迷いがあると、どうしても採血やルート確保って、成功しないものなんです。成功しないとまた苦手意識となり、どんどん悪循環に陥ります。

 

何故こんなに、こちらのメンタルが大切かと言うと、採血もルートも患者さん、つまり、人間に刺すからです。

針を、皮膚に刺すなんて、血を見るし、痛みを与えるし、なんか神経とかも当たったら怖すぎるし、とにかく怖い。

私の中で、血液を見るだけで、本能的に怖いと思ってしまうのは仕方ない事だと思っています。

 

そう、人に刺すと言うのは、とてもプレッシャーになるのです。

 

血管に向き合うときの姿勢とは?

 

だから私は、新人さんにあえて言いたい。

 

「血管と思うな、ただのゴム管と思え!!」

 

えっ、倫理的に、、大丈夫?

って思うかもしれませんが、思うだけなので、患者さんには分かりませんから。

 

実際、これで平常心になり、今ここにある血管の状態を観察し、想像し易くなるのです。

 

今このゴム管は水が少なくて張りがない状態(脱水の人)だから、、と考えて想像すると、最初に浅く入れて逆血がなくても外筒を誘導した方が良いな、などと思考し易くなります。

まとめ

 

1 先輩や先生の手技をめちゃくちゃ見る。

2 真似て、トライする。 

3 血管を血管と思わずに管に針を入れるだけだと考える事で、プレッシャーがやわらぐ。

 

 いかかでしたか?

新人ナースの皆さん、または採血苦手と思ってる方の役に少しでも立てたら嬉しいです。

 

因みに、ぽよママは軽い血管フェチです。

 

では、またヽ(^o^)